屋上利用ルーフ施工システムとは
-
屋根に強度を持たせ、屋根を傷めず、屋根に直接構造物を取り付けられる新しい屋根材料と施工システムです。
この“屋上ルーフ施工システム”により、雨漏れの心配が解消され、物置やガレージ、住宅、倉庫、工場などの小さな屋根から大きな屋根まで、今まで使われなかった屋根の上の空間が自由に有効活用できるスペースになります。
ソーラーパネルも安心して取り付けられる“ソーラーハウス専用システムルーフ”もあります。
システムルーフの特徴
-
木構造や鉄骨構造で作るガレージの屋根にシステムルーフを採用して作ることにより、屋根に直接デッキを取り付けることができ、人が乗っても十分荷重に耐えるスペースができます。
また屋根の下の本体構造部材を雨ざらしにせず、保護することが出来ます。
デッキを取り付ける構造材(根太)がシステムルーフ(屋根)と一体になっていて構造材が腐る心配が少なく、デッキフロアが直接屋根に簡単に取り付けできます。
屋上利用ルーフ施工システムの構造
屋根の上に直接デッキや構造物を取り付けられます。
- 屋上利用ルーフ施工システムで作る屋根は1u当たり200sの荷重に十分耐える構造で、人が乗っても物を置いて使うこともできます。
その屋根に直接デッキフロアやフェンス、構造物などを屋根を傷めずに取り付けすることが出来ます。
屋根の構造と材料に強度を持たせ、屋根に穴をあけずに確りと固定することが出来る材料と施工方法です。
屋根の上の快適なデッキガーデン、屋外流し台の設置など、アウトドアリビングをつくり、植栽をして水場のある庭園も屋根の上に作ることが出来ます。
*屋根の上に乗せられて水場も作れるガーデン「ガーデニングパレット」も別途ご案内しております。(株式会社ノームが特許を取得しております。パンフレットをご覧ください。)
お子様のプールも屋根の上のデッキに置いて安心して遊ばせることが出来ます。
- 一般に作られてている住宅は1階の上に2階の部屋をのせ作ることが出来る構造になっていることは言うまでもありません。
住宅の1階や2階の上は当然人が乗っても、家具などの物を置いても十分荷重に耐えるように作られているもので、その構造をそのまま使って屋根部分を屋上利用ルーフ施工システムでつくります。
新築の戸建て住宅の屋根をフル活用
2階の部屋から屋根の上(1階の屋根の上)のデッキガーデンへつながって自由に出入りできる機能を実現し、また2階のガーデンからさらに階段で上階(2階の屋根)をフルに使ったアウトドアスペースをつくることが出来ます。
これからの住宅のデザインや設計も屋上利用ルーフ施工システムで変わります。
地上の庭から1階〜2階〜3階の屋上へとアウトドアでつながり、敷地と建物の有効な使い方で「機能する住まい」サステナブルなハウス&ガーデンが実現します。
屋根の上に作るお庭
今まで庭は地面に作って楽しむものと思っていた方も、そこは駐車スペースなどに機能させて使い、十分な広さの庭やアウトドアリビングを屋根の上に作ることができます。
カーポート(ガレージ)の上は十分なデッキ&ガーデンスペース
カーポートの屋根は1台分でも15uくらいあります。
バルコニーや2階の部屋からデッキなどでつなげることもできます。
2階にキッチンやリビングをつくられる方は最適です。
物置や工場、倉庫の屋根にも有効利用
小さな物置の屋根を手軽に有効利用することも可能です。
工場、倉庫も屋根の上の利用方法が沢山あります。
屋根の上を利用できるこのシステムは、この他にもっとたくさんの使い方があります。
皆さんのアイデアで既成概念にとらわれず、新しく機能する屋上利用ルーフ施工システムを使い、たくさんのユニークなルーフデザインで屋上をお楽しみください。
施工から完成まで
【屋上利用ルーフ施工システム用部材】
システムルーフ・ルーフトップ接続カバー・垂木根太・垂木根太芯材・固定バー・固定部材 などで構成され施工します。(他にも部材が必要です。)
施工したシステムルーフ

この様に専用屋根材で施工し、屋上利用型システムルーフが完成します。
写真はデッキ構造材の根太材を取り付けたものです。
屋根の勾配は片流れで仕上げております。
水勾配を両側にとって流す施工もできます。
ルーフトップに施工用ボルトの取り付け

屋根を繋いで取り付けるルーフトップ接続カバーの両サイドと上端部の溝に構造材取付け用ボルトがセットできます。
ボルトをスライドして必要な位置に固定できます。
取り付けたボルトを利用してフェンスの柱や控え材などを固定します。
屋根の上にウッドデッキを施工

屋根の上に直接デッキを取り付けることが可能です。
木材の根太材にデッキフロア材を固定します。
ウッドや樹脂などのデッキ材をアルミ材のルーフトップ接続カバーに直接取り付けることが出来ます。
専用金物を使って樹脂などのデッキフロア材を取り付けることも可能です。
システムルーフで施工したデッキの完成

今まで使われなかった屋根の上の空間が広いアウトドアリビングとして快適に機能し、楽しくフル活用できます。
新しいライフスタイルの始まりです。
※1u当たり200sの荷重に十分耐える構造です。
施工画像
屋上利用ルーフ施工システムは新築プランに最初から取り入れる新しいライフスタイル構想です。
1.ルーフトップ接続カバー(patent)

ルーフトップ接続カバーは、システムルーフの(屋根板材)をカバーして取り付けます。天端と両サイドにデッキやフェンス材などを取り付るボルトや金物をセットできます。
2.システムルーフ(patent)

システムルーフをルーフトップ接続カバーで取り付けたものです。写真の通り、屋根材に穴をあけずに確りと取り付け、固定しています。ルーフトップ(最上部)にかかる荷重は200s/uで十分使用できます。
3.ルーフ施工システム(patent)

デッキ材取り付け用の根太材をルーフトップ接続カバーに取り付けてデッキ材をはります。ルーフトップの天端にデッキ材を直接取り付けることもできます。(合成樹脂のデッキを取り付けることもできます。)
4.ルーフ施工システム(patent)

1階と2階の屋根を屋上利用ルーフ施工システムで施工し、階段で上下をつないで使います。
完成画像
1.この様なアウトドアリビングを屋根(システムルーフ)の上に作ることができます。
2.フライデッキの下は玄関になっていて雨の日も濡れずに出入りできます。
3.フライデッキの下は水場があるガーデニングスペースです。雨の日でも鉢植え作業ができます。
1.アウトドアリビング

2.フライデッキ

3.フライデッキ
